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2012/12/25

インドネシア Mt.Bromo(ブロモ山)-ツーリングレポート

インドネシア Mt.Bromo(ブロモ山)-ツーリングレポート

 
自転車に乗っていなかったら絶対行くことはなかった場所へ行くことができた。インドネシアのMt.Bromo(ブロモ山)がその場所だ。Mt.Bromo(ブロモ山)は活火山で最近では2011年1月に噴火した。先週の水曜初めてこのことを聞いた。
 
インドネシアのSurabayaに金曜夜到着し近くにあるPolygonの工場に訪れた。千人の従業員が働いていてその中の熱心なライダーが今週の日曜に毎年恒例のMt.Bromo(ブロモ山)へのトリップを計画していた。土曜に工場見学をして自分への少し早いクリスマスプレゼントを受け取った。
 

2012/12/24

Pinkbike 製品案内


Yeti Freeland ショーツ
2013年モデルのYeti Freeland ショーツは、インシーム14インチ、膝上の丈の長さだ。ジッパー付きカーゴポケットとジッパーなし前側のポケットは小物を収納できる。ジッパー付きのベンチレーションが前側にあり暑い日は開けて調整できる。ウエストは両側で調整ができベルトループが付いている。生地はストレッチするので動きやすい。Fleelandショーツはブラックとグレー、小売価格は89USドルだ。Yetiは3種類のインナーを用意している。Amesはベーシックタイプで30USドル、Morelyはスタンダードの厚さのセーム付きで60USドル、Comoはパッドの厚みがより厚く同じ60USドルだ。



2012/12/20

アメリカンクラシックMTB RACE 29 チューブレスホイール

American  Classic MTB Race 29 Tubeless Wheelset
アメリカンクラシックMTB RACE 29 チューブレスホイール
American ClassicのBill Shook(社長)はチューブレスに対応する軽くタイヤの性能を引き出すリムの開発に努力してきた。『All Mountain Tubeless』は、American Classicで初めて新しいリム形状を使ったホイールセットだ。私たちはその軽量バージョンの『MTB Race 29』ホイールをレビューする。リムサイズは高さ22mm、内径24mm、外幅28mmなので26インチのホイールを使っているライダーはこのホイールを考えてみると正しいことがわかるだろう。29erは重量が重く、漕ぎ出しが重いので多くのメーカーは細くて従来のXCリムとタイヤでその欠点を補っている。

2012/12/19

Yeti SB95 テスト(2)

SB95のインプレッション
テストバイクのSB95、Mサイズには多くのライダーに合わせてThomsonのステム90mmが付いていた。荒れた場所などではもう少し後ろのポジションで乗りたかったので60mmのステムに交換した。そして惜しげもなくThomsonのEliteシートポストを外しRocKShox Reverbのドロッパーポストに交換した。これはアリゾナ セドナではマストアイテムだ。トレールにふさわしいバイクになり、ロングテクニカルヒルクライムへの準備ができた。そしてシートを下げればSB95は快適なマシンへとなる。


SB95は上りをそつなくこなし、急勾配な箇所ではグリップに驚くだろう。

2012/12/18

Yeti SB95 テスト(1)



Yeti SB95は、SB66(26インチ)で使われているスイッチサスペンションテクノロジーを採用している。29インチホイール、5インチトラベルのバイクは理想的な『一台で全て走れる』バイク、そして一日中乗れるバイクとして定着してきている。テストバイクはYeti 『Pro』キットで組んであり他にアップグレードするパーツはほとんどない(ドロッパーポストは除いて)。希望小売価格は6,500USドル!Yetiは他に3パッケージ用意している。最も安いのは『Enduro Rock』キットで3,500USドルだ。

2012/12/17

Chromagクロマグ/Alchemy



Alchemy Teaser on Pinkbike

クロマグはBC Buds Productionsと連携してAlchemyというフィルムを作成した。これはブリティッシュコロムビアの若者たちの絆とライディングを収めたフィルムだ。このフィルムは素晴らしいライディングと音楽により基本に帰らさせてくれる。

2012/12/14

KONAスタイル-山の中へ


Kona All Mountain on Pinkbike

ライダーのSpencer Paxson、Joe Schwartz、Sarah Butsch、写真家のJohn Gibson、Konaスポンサー、Sherpasシネマは、KONA2013年モデルの撮影をした。素晴らしいシングルトラックと美しい自然と緑のなかでProcess DL、Abra Cadabra、 Satoriテストした。http://www.konaworld.com/KONA_PB_Dec2012/KONA_PB_Dec2012.htmlを訪れ、下の記事と写真を見て頂きたい。

ザ・ガールズ!


'The Girls' on Pinkbike

夏はついに終わってしまったが、もっとハードに乗りたい。このエピソードでは彼女たちのフリーライドマウンテンバイクを見せてくれる。よく見てウィスラーマウンテンバイクパークが休みの間を過ごして下さい。

2012/12/12

Liteville 301 MK10-テスト(2)

コンポーネントチェック
301 MK10のフレームは、FOX RP23 CTDカシマコート、X12スルーアクスル付属し、色は無塗装、アノダイズドブラックまたはホワイトが選べる。私たちのテストバイクはオールマウンテン/トレールバイクの仕様だ。フロントフォークはRockShox Revelation 150mm、アクスル-クラウン間545mmだ。ブレーキと2x10のドライブトレインはシマノXTRだ。クランクには切削された美しいアルミ切削のSyntaceバッシュガードが付く。リアディレーラーにもSyntanceのガードが付く。シュワルベ Hans Dampf 2.35タイヤとSyntace W35MX 35mmワイドのホイール。幅740mmのVectorカーボンハンドルバーと50mm Megaforce2のステム。これらを含めて重量は11.66kg(ペダルなし)。テストではRockShox Reverb可変シートポストを付け450gほど重くなった。

2012/12/11

Liteville 301 MK10-テスト(1)


Liteville 301 MK10は革新的な特徴を持つ優れたAM/トレールバイクだ。でもその特徴はシンプルなアルミの溶接と一般的なフレームデザインで隠れている。まだマウンテンバイカーにはあまり知られていないが、このドイツのバイクブランドはヨーロッパでは一部の人達の間でよく知られるようになってきている。

301はシンプル且つ優雅な設計で上級者向き、そして軽くペダル効率性、ハンドリングの信頼性、フレームデザインを求めるライダーによい。テストバイクは、リアトラベル160mm、重量11.66kg(ペダルなし)、Mサイズのフレーム重量2450gだ。これはAMバイクとしてとても軽いが信頼性にを疑う時もある。希望小売価格2595ドル、限定生産、10年保証(譲渡可能、ライダーの体重、使用用途は規定なし)。

2012/12/10

コヴァリックレーシング-レース開発キャンプ-ニュージーランド


地球の裏側でコヴァリックレーシングはオーストラリア国内ラウンドの3戦、オーストラリア国内選手権、オセアニア選手権などに参加するジュニアを育成するため取り組みそして5月のウィスラーバイクパークがオープンすると再び帰ってくるだろう。ウィスラーを拠点にレースや指導について、そしてライダーの育成に情熱を注ぐだろう。コヴァリックレーシングのスケジュールには数回のワールドカップ大会と国内大会、スキルクリニック、レース開発キャンプが含まれている。

セドナロードトリップ No.2-サボテンのトゲとシングルトラック

砂漠では全てが鋭い。岩、サボテン、ユッカ、木の葉っぱでさえ引っ掻いて血が出たりタイヤはパンクしたりする。アリゾナ セドナでのライドは先の尖った植物があらゆるコーナーに潜んでいるために擦りむいた。それは景色があまりにも素晴らしいので景色に見とれてしまったからだ。サボテンのトゲか何かで何回もパンクし私たちはチューブレスタイヤへの交換をできるだけ多くした。夜には粘着テープとシーラントで次のライドへ備えて準備を整えた。

2012/12/07

パシフィックノースウェスト-Yeti Cycles


Pacific Northwest - Yeti Cycles from Yeti Cycles on Vimeo.

パシフィックノースウェストの緑深いトレールでの映像はメディアやマウンテンバイクの文化に計り知れないほどの影響を与えた。私たちは今この沿岸部の豊な土地へ行くことを決めた。この春バイクの埃を払い準備し北へと撮影に向かった。

2012/12/06

Pinkbikeサウスウェストアドベンチャー

出発の朝が来てどんよりした雲は地平線へと流れノースカスケードの丘陵地帯で重なっていった。テックエディターのMike Levyと彼の友達 Wayneそして写真家のIan HylandsはPinkbikeの本部からワシントン州ベリンハムの私(Mike Kazimer)の所でピックアップし南へ下った。私たち4人はバンに乗り込み太陽の輝くアリゾナ州セドナのシングルトラックへと旅が始まった。2週間のバイクテストとビタミンDの補給が目的だが、まず始めは26時間の運転だ。

ソルトレークシティまでは雨が続き大粒の雨が窓ガラスを打ち付けると私たちはなぜパシフィックノースウェストを離れたのかと思った。バンの外の風景は少しづつ変わって青々と茂った緑になり背の高い杉がヨモギや背の低いオークと一緒に点在していた。さらに進むと運転に慣れてきた。運転に慣れると距離や時間の感覚がなくなる。今は時間を忘れる時だ。朝2時だがまだ残り8時間の運転があることには変わりはない。燃料計を見てみると底を付きかけていたのでガソリンスタンドへ立寄り再び目的地まで運転した。
雨は止まない。南に向かうのは乾いたトレールと太陽のためだ。









地平線の向こうに太陽が落ち夜の運転が始まる。エナジードリンクの時間だ。



アリゾナに到着するまで4つの州を通過する。アイダホとユタの間のどこかで太陽は落ちた。

太陽が昇る時までにアリゾナに着きグランドキャニオンで赤く染まる光景を眺めた。私たちの前で太陽の光は台地に広がり高くそびえる砂岩の壁を昇った。西方では欠けた月が地平線へ向かっていた。

もうノースウェストにはいない。赤い岩は太陽の光を捉えている。











何時間かの運転の後、Ian Hylandのスマートフォンのナビでは後20マイルと出て混乱したが、ついにセドナに到着した。何台かのテストバイクはすでに発送してあるためOver the Edge BikesのJason FirstとMatt Sherwoodの所に立寄りバイクを受け取った。この店は本当のフルサービスで外にはパンプトラック、中にはエスプレッソマシンがあり知識豊富でフレンドリーなスタッフがいる。セドナに旅行するならこの店に必ず訪れてほしい。


JasonはOver the Edgeの共同オーナーであり、目覚しを約束してくれる。


到着。テストバイクとサンシャイン、ちょうどよい気温が私たちを待っている。


レンタルハウスに戻りここがこの2週間の拠点だ。バイクを下しガレージで整理した。ガソリンスタンドで買った時の食べ物の匂いを消すためにバンのドアを全部開けた。Eric PorterとJon Kennedy、James WeigandはDiamondbakをスプリンターバンに詰め込んだ。Diamond Mason 29のテストは明日から二日間のテストだ。Richard Cunninghamは最後のテストクルーだが数時間後に到着しVolvoワゴンはテストバイクとギアで満載だった。
明らかにこのレンタルハウスのオーナーは映画のファンだ。ガレージの壁には大ヒット作のポスターでいっぱい。

次の日の朝起きると運転による睡眠不足から少しふらついたが赤土のトレールへ繰り出す用意はできていた。セドナではシングルトラックが蜘蛛の巣のように広がりテクニカルな上りや下りを混ぜて走った。私たちの住む場所は暗く寒いところだったのでここの気候はほんとうにパーフェクトだった。どこを見てもとても素晴らしい景色だ。走りながらここまでの長い道のりを忘れてしまうようだ。会話の中心はもちろんバイクのことだったが、みんなはこの夏のアドベンチャーや来シーズンのプランについて話していた。
Eric PorterはDiamondback Mason 29を乗りこなす。


トレールの高い場所へ行くと二つの砂岩でできた壁の間に大きな割れ目があった。少し補給し写真を撮り下り始めた。トレールは曲がりくねっていて回りは節だらけのジュニパーの木があった。鋭く角の尖った砂岩には要注意でジャンプをしすぎて着地で誤るとパンクする。太陽は傾き空がピンク色になるとトレールの入り口へと戻った。疲れたがバイクテストやこれから先のトレール探索に興奮した。
Mike LevyはEric Porterの視界にいるがPorterは赤土の砂埃を浴びせかけた。


セドナのダウンタウンはニューエイジ治療師の読み物、水晶、地図などでいっぱいだ。もしパンクを避けサボテンの刺から守ってくれるお守りがあるなら立ち止まって見るかもしれない。

マルセイユからアンドラへ

フランス南東部のプロヴァンスは、素晴らしい料理、豊かな歴史、温暖な気候で有名だ。よい場所で自転車に乗りチーズを食べワインを飲みよい時間を過ごしてみたい。夏を求めてこの旅行を選んだ。Florent Carreyronと写真家のJérémy Bernardと一緒に17日間、南フランスとアンドラで歴史的な場所での探索をしライドと自然を撮影をした。目的は古い友人に会うこと、新しい仲間を作りバイクに乗りローカルとレールで走ることだ。旅行はマルセイユから始まった。そしてディ ーニュ レ バン➡アプト➡サラグー湖➡カザマーニャ(アンドラ公国の最も高い場所)へ。

Jay Petervary 『ツアーデバイド』



Jay Petervaryは非常に長い距離を走るサイクリストで有名だが、彼は『ツアーデバイド』のレースで記録を更新した。このビデオでは彼の考えや世界で一番過酷なレースにどう挑んだのか見ることができる。15日16時間4分が彼の記録である。

2012/12/05

新サイトのご案内!

このブログではpinkbike.comを日々翻訳していますが、新たにdirt MOUNTAINBIKE magazineの翻訳サイトを作りましたのでよろしければ見てください!

こちらです!
mtb世界(UK)
http://mtbsekaiuk.blogspot.jp

2012/12/04

Devinci グローバルレーシング-シーズンレビュー


毎年UCIワールドカップDHサーキットでは夢に破れるものからシャンパンのコルクを抜く者までドラマがある。南アフリカからノルウェーまで2012年シーズンはそれ以上のことがあった。

2012年、Devinciグローバルレーシングは一流のダウンヒルワールドカップチームになりスティーブス スミスは総合4位、チームは総合順位でトップであった。スミスはウィスラーでは3冠王、世界選手権メダル獲得、ワールドカップ最終戦Hafjellでは優勝しチーム全員が表彰台へ登った。


オールシーズントレール-トレールビルダーのサクセスストーリー


Dec 1, 2012

マウンテンバイクで走る場所を考えた時デンマークは初めに思い浮かばないだろう。トップ20にも入らないだろう。デンマーク人でさえもそう思う。ノルウェーやスウェーデンのようにデンマークは山に囲まれていない。そしていつも湿っていてバンクーバーと同じくらい雨がよく降る。雨は多いし山はないがデンマークにはマウンテンバイカーのコミュニティがあり活気があって成長している。

他の場所と同じようにここでも80年代後期から90年代初期にかけてマウンテンバイクが現れた。公式的なトレールはなかったが少数の変わり者のグループが泥や雨の中を走っていた。もしライダーに楽しんだのかと聞いても馬鹿な質問だと言っただろう。泥だらけでコペンハーゲンの町中を通りトレールから家まで帰った。

2012/12/03

2012 Red Bull Foxhunt-ジーアサートンと

Nov 29, 2012

 
毎年恒例のRed Bull Foxhunt はベルファーストのケーブヒルカントリーパークで開かれた。週末を通してアマチュアのマウンテンバイカーはジーアサートンとレースをする機会だ。 役割が逆転して、このレースではダウンヒルワールドチャンプのジーアサートンである『キツネ』が100人の『猟犬』の後に放たれ5.3キロのエンデューロトラックを追い抜いて行く。一人のライダーだけがシングルトラック、ダブルトラック、ダウンヒルセクションで逃げることができた。それはダブリン在住Greg Callaghanだった。NukeproofからスポンサーされているGlyn O'Brienは3位だった。

カムバック-ドキュメンタリー

pinkbike.com/The Comeback - Documentary
Nov 30, 2012

スポーツには栄光と勝利があるが怪我と直結している。これはワールドカップダウンヒルレーサー Emanuel Pomboの話である。彼はポルトガル マデイラ島出身、8年間ワールカップで走り2010年8月イタリアのVal di Sole大会で転倒し背骨を負傷した。

予断を許さない状況で友人や家族はこの先彼の人生がどうなるのかわからなかった。彼の言葉は、「一瞬のミスが人生を変えてしまうことに驚いている。」だった。

ポルトガルの医師は彼に車椅子の生活になるだろうと言った。医師の言葉は彼の考えを変え将来への見方も変えた。幸運なことに麻痺からは逃れた。しかし彼はこの怪我の意味について最後に学ぶんだ。

4ヶ月間彼はあちこちで大規模な理学療法を受けた。またジムでのきついプログラムもやり遂げた。夢を諦めたくなかったし再びバイクに乗りたかった。彼は8週間胴体を補助するベストを着ての全く違った生活を通して動くことの基本を学ばなければならずゼロからの出発のように感じた。彼は究極の意思を持ち、とてつもないやる気と本当のプロ意識を持ち合わせていると言われる。彼は自転車、家族、友人のお陰で成長しアスリートとして今日があると言うだろう。再び自転車に乗ることが彼を大きく動機付けた。彼はホームタウンであるマデイラ島Ponta do Pargoで友人、家族、初めて乗ったマウンテンバイクの場所に戻った。

2012/12/01

クランクブラザーズ Mallet 3、Mallet DHペダル テスト

pinkbike.com/Crankbrothers Mallet Mk3 and DH Pedals - Tested
Nov 28, 2012

個人的には長い間クランクブラザーズのペダルは漕いだ時の自然な感じが好きだ。信頼性やサービス性はそれほど高くはないのだが。最小限のシールは乾燥した気候では問題はなかったが湿潤な気候ではベアリングの固着、アクスルの腐食を防ぐため再びグリスを入れなければならない。ブッシュベアリング近くのアクスルは弱い点であり問題を起こしやすい。これからクランクブラザーズのペダルをテストし疑問点を明らかにし改良してもらいたい。
40サイズのオニールDHシューズに取り付け比べると、Mallet DHペダルは幅広く丈夫なプラットフォームだ(右)。軽くトレール向きのMallet3はXCシューズ向きだ(左)。

Mallet DHのアクスルは5ミリ長くDH用フラットソールに合う。