Nov 27, 2012
この記事を読む前に我々pinkbikeはあなたが乗るのと同じ理由=楽しさのため乗っていることを知ってもらいたい。軽く乗って楽しむ人、大きなジャンプやドロップを楽しむ人、心臓が爆発するほど漕ぐことを楽しむ人がいる。様々なトラベルのバイクがある。色々な人の楽しみ方を台無しにするつもりはない。この論議を始めるのはダウンヒルバイクが多くのライダーにとって良いものかどうかということだ。読んで自分の考えを持ってほしい。Mike Levy
才能とトラベル
もしショートトラベルバイク(またはハードテイルバイク)の乗り方を知らないなら、ロングトラベルのバイクを乗る技術はないとはっきり言おう。今日では初心者が始めて乗るバイクが8インチのDHバイクということは珍しくはない。これには違和感がある。ライダーは難しいコースでも走ることに慣れているがこれはバイクによる性能でありライダーのスキルによるものではない。トレールで走る上でもスキルがいる。この話題をどう思うか。良い点悪い点があるだろう。
我々と違いミックハナーのようなトップレベルのワールドカップレーサーはダウンヒルバイクを限界までプッシュする。ダウンヒルジオメトリーやサスペンションは彼のスキルを生かすが一般的なライダーにはメリットがあるのか? |
あなたはプロでない
サスペンションは荒れた地形で動き、ハイグリップタイヤは2、3回のレースではよくグリップしてくれダウンヒルジオメトリーはマシーンの一部である。問題は我々大多数がプロでないことだ。想像するまでもなく。バイクに乗ってみると巨大なスキルの差が我々(私を含む)とプロとの間にあることがすぐにわかるだろう。仲間と一緒にサムヒルみたいにコーナーを練習することは楽しいが、それは全然違う。ライディングクリニックは3インチトラベルバイクが決してできないことを教える。クリニックによって得られることはベーシックなライダーからスキルのあるライダーまで可能性を広げる。近くにコーチがいないなら、Lee McCormackはBrian Lopesとマウンテンバイクスキルマスターセカンドエディションというガイドブックがある。しかし本では最新のDHバイクのような派手なものではないが内容重視だ。
コースはそれほど荒れていない
バイクに乗る時、良い所ばかり見ていてなぜデメリット見ないのか疑問である。シャンペリ風のコースではライダーは格闘するのだが正直これらのコースはよく整備されている。現代のDHバイクでこれらのよく整備されたコースで一般的なライダーが乗ると問題が発生する。64°のヘッドアングルはフロントホイールが遠くにあるためトラクションを失う。これは設計通り荷重が十分にかかっていないので起こる。フロントタイヤはハイスピードでプッシュすると路面に刺さるようにグリップし、速さが十分でないとアンダーステアになりコーナーでは過度に積極的にならざるを得ない。DHバイクは明らかにラフな地形でスピードをもたらす。同じライダーが数度立っているヘッドアングルのバイクに乗っても同じコーナーでも格闘することはない。
DHバイクはショートトラベルのバイクほどスピードを維持できないのでライダーはより多くペダルを漕がなければならない。余分に漕ぐことはライダーを疲れさせ、BBの低さと3インチサグによる地面とのヒットを起こす。言い換えればライダーはダウンヒルバイクではスピードを維持するのが難しく漕げば漕ぐほど地面と干渉する。
技術のあるライダーはどのようなバイクでもこのような地形でこなせる。DHバイクはいつも速い。いつも走るトレールはこれに似ているのだろうか?たぶんDHバイクでは向かないだろう。 |
そしてジャンプは?ギャップから逃げてしまってDHバイクのリアトラベルは使っていないのでは。DHバイクだからジャンプを避けたのか。ブレーキをかけてしまい全力を使えなかったのではいのか。でもこれらのジャンプはDHバイクを必要とするほどのジャンプでないのだ。
なぜショートトラベルか?
ショートトラベルバイクは乗るのが難しく身体に厳しい。リフトやピックアップの時間に費やすライダーはショートトラベルバイクを選んではどうか。この身体に厳しいバイクはライダーの入力に反応するので楽しめる。例えば、DHバイクはそのジオメトリーによるトラクションがあり、しばしばコーナーでのブレーキによる突き刺すようなグリップや急なラインチェンジができる。一方トレールバイクはラインに合わせなければならない。DHバイクではより簡単(少ない技術で)でありショートトラベルバイクではやりがいがある。
同じことが当てはまるがドロップ、ジャンプ、着地はショートトラベルバイクとライダーには厳しいものがある。しかしDHバイクでは簡単に走れるところをショートトラベルバイクは最適なラインを探さなければならない。より良い入力とシャープなハンドリングをマスターした時それが経験となって他のどんな場所でも走ることができる。
適切なライン選択はショートトラベルバイクでは重要だ。とりわけコンディションが変化するときは。 |
比類なき性能とスピードをもってDHバイクは要求に応える。このスピードがこのスポーツをする理由でないのか?私は確信していないが、地元のトレールはハイスピードではなく他の点に特徴がある。バームの繋がるところでは荷重を抜きリアのブレーキを緩くして土のスプレーをかける。これはショートトラベルのバイクなら簡単でエントリーレベルからエキスパートレベルならバームに当て簡単にタイヤを流し意図することができる。
勘違いしてはいけないが、多くのトレールではDHバイクは勢いよく走ることができる。問題はこれらのDHバイクはオーバースペックだ。現実的に少しゆっくりショートトラベルバイクで走ればよい。その方が楽しいと保証する。
スキルでありサスペンションではない
私は自分の考えで多くのマウンテンバイカーと議論し感じも良かった。写真家のVictor Lucasは地形だけでなく仲間がどんなバイクに乗っているのかがバイクの選択だと指摘した。この考えは今まで私にはなかったが一理ある。地元で仲間がDHバイクばかりならジャンプを作って一緒に乗るは難しいのは理解できる。しかしバイクに慣れてスキルが上達すれば彼らについて行けるだろうか?実際、軽く速いDHバイクはよくセットアップされたショートトラベルのバイクよりも遅い。このようなショートトラベルバイクはスピードや機敏さをもたらす一方でスキルを高める。だから多くのライダーがニューバイクを買う時はトラベルの多いバイクを選ぶ。しかし変化する場所ではバイクが走らせてくれ自分自信のスキルではないのか?
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