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2012/12/04

オールシーズントレール-トレールビルダーのサクセスストーリー

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Dec 1, 2012

マウンテンバイクで走る場所を考えた時デンマークは初めに思い浮かばないだろう。トップ20にも入らないだろう。デンマーク人でさえもそう思う。ノルウェーやスウェーデンのようにデンマークは山に囲まれていない。そしていつも湿っていてバンクーバーと同じくらい雨がよく降る。雨は多いし山はないがデンマークにはマウンテンバイカーのコミュニティがあり活気があって成長している。

他の場所と同じようにここでも80年代後期から90年代初期にかけてマウンテンバイクが現れた。公式的なトレールはなかったが少数の変わり者のグループが泥や雨の中を走っていた。もしライダーに楽しんだのかと聞いても馬鹿な質問だと言っただろう。泥だらけでコペンハーゲンの町中を通りトレールから家まで帰った。



初めての公式マウンテンバイクトレール(レッドトレール)は北コペンハーゲンのHareskov(野うさぎの森)に2001年環境の森委員会によって作られた。それ以来いくつかのトレールができた。泥やハブまで埋まるような水たまりはいつもである。冬はトレールをローギアでゆっくりと走る。

時は変わり『Flow』という言葉は今日まだ我々マウンテンバイカーの言葉ではない。我々の多くは、ノースショアでのラダーや丸太の上を走ることが『Flow』であり、トレールにそういったものを設置したいのだが反発がある。反発する者は純粋主義者と森林委員会だ。純粋主義者は足首までの泥はマウンテンバイクの一部だと言い、森林委員会は森の中に自然でないものは禁止であり人工物に顔をしかめた。

2009年までにマウンテンバイクはデンマークで流行し興味のあるスポーツとして成長した。トレールがひどく浸食されているのは明らかだった。地形には黒い醜い傷跡がいくつもあった。その後何年もよりよいトレールを作る試みをしIMBA やNSMBAなどから情報を得てついに完成した。会議が開かれ少数の頑固者、野うさぎの森の協会代表が出席した。我々の願いはもう聞き流されず、トレールビルディングの環境側面やメンテナンスは森林委員にも無視されなかった。ガイドラインを作りサインし合意し、そしてトレールビルダーコペンハーゲン(TBC)が生まれた。

それ以来、TBCは近くの人気のあるトレールにも出向きトレールの改良、トレールの造成、情報の発信をマウンテンバイクフォーラムと共にサポートした。一年中走れる持続可能なトレールだ。TBCはどのようにトレールを維持するのかということや大きなボランティ団体を引き付けるための新しい基準を作った。最近地元のクラブや会社が寄付や支援をした。TBCは、2012年『マウンテンバイカーオブザイヤー』としてデンマークバイクアワーズにノミネートされている。

確かにこれは新しいことではないが一つ一つの成果が価値を分ち合う。トレール閉鎖は多くの国で差し迫っている。TBCにはまだ長い道のりがあるが支援運動を続けボランティアベースで成長し未来は明るいだろう。マウンテンバイクコミュニティは共通のゴールに向かいTBCは小さな変わり者のグループではなく北コペンハーゲンの走る人達の集まりである。



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